健康と食品
(4)ごはんなどの穀類をしっかりと。
- 穀類を毎食とって、糖質からのエネルギー摂取を適正に保ちましょう。
- 日本の気候・風土に適している米などの穀類を利用しましょう。
私たちが食べたものの中の、たんばく質、脂質、炭水化物の比率(PFCバランス)は、とった栄養素のバランスをみるものさしです。最近はごはんの消費が減る一方で、畜産物や油脂の消責量が増えているため、脂質の比率が増える傾向にあります。
脂質のとりすぎは、生活習慣病の予防のためにも気をつけなくてはいけないことで、そのためには主食としての穀類を毎食きちんと食べることが大切です。
特にお米は穀類の中でも日本の気候・風土に合っていて、国内で必要な量を作れる作物なので、将来まで安心して食料を手に入れられるようにするためにも、ごはんを食べることが重要です。
米の消費量の移りかわり(日本人1人あたり供給純食料)
資料:農林水産省「食料需給表」
栄養バランスのくずれ

資料:厚生労働省「国民栄養調査」、「日本人の栄養所要量」
(注)適正比率は、P:たんぱく質13%、C:炭水化物62%、F:脂質25%(18歳以上の加重平均)
食料自給率の低下
資料:農林水産省「食料需給表」