健康と食品

(9)調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく。

  • 買いすぎ、作りすぎに注意して、食べ残しのない適量を心がけましょう。
  • 賞味期限や消費期限を考えて利用しましょう。
  • 定期的に冷蔵庫の中身や家庭内の食材を点検し、献立を工夫して食べましょう。

世界には栄養不足で悩んでいる人が約8億人もいます。また、私たちの食べ残しや、捨てた食品がゴミを増やし、環境を悪くしていることからも、食生活面での無駄を減らすことが大切です。そのためには、食品を買うときや調理するとき、食べきれる量にするよう心がけなくてはなりません。食材の保存も上手に行い、腐らせて捨てることのないようにしましょう。

賞味期限(品質保持期限)は品質が悪くなるのが比較的遅い食品に、消費期限は品質が悪くなるのが速い食品に用いられる表示です。食品を買うときの目安にしましょう。

アドバイス無駄のない食生活 5つのポイント

  1. 食材は数日のうちに食べきれる量を目安に買いましょう。
  2. 人数や分量に合ったサイズの調理器具を使い、作りすぎを防ぎましょう。
  3. 冷蔵庫の中身を詰め込みすぎないようにしましょう。
  4. 冷蔵庫へしまうときは、余分な箱や袋は取りのぞいて入れるようにしましょう。
  5. 減っている食品をこまめにチェックしましょう。

生ゴミの発生は、こんなところから

  • 食べ残す理由のグラフ

    資料:農林水産省「健全な食生活に関する意識・意向について」(平成11年)

  • 小人のイラスト
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